NEC AtermのPA-19000T12BEとWX11000T12の違いを比較しました。
・PA-19000T12BE(Wi-Fi 7)って、WX11000T12(Wi-Fi 6E)から何が変わったの?
・6GHzの速さや安定感はどっちが良い?
・10Gbps回線や最新スマホ・PCを活かせるのはどっち?
・結局、買うならどっちを選べばいい?
この記事ではそんな疑問にお答えします。
結論から言うと、PA-19000T12BEとWX11000T12の主な違いは、
- Wi-Fi規格(Wi-Fi 7 / Wi-Fi 6E)
- 6GHzの最大通信速度(理論値)
- 320MHz対応の有無(6GHz)
- MLO対応の有無
- JC-STAR対応の有無
- 消費電力・サイズ/重さ・発売時期
といった点です。
それでは詳しく比較していきますね。
PA-19000T12BEとWX11000T12の違いを比較
PA-19000T12BEとWX11000T12の違いを、わかりやすく比較表でご紹介します。
違いの比較表
| 比較項目 | PA-19000T12BE | WX11000T12 |
|---|---|---|
| Wi-Fi規格 | Wi-Fi 7(IEEE802.11be) | Wi-Fi 6E(IEEE802.11ax/6GHz) |
| 6GHz 最大通信速度(理論値) | 最大11,529Mbps | 最大4,804Mbps |
| 5GHz 最大通信速度(理論値) | 最大5,764Mbps | 最大4,804Mbps |
| 2.4GHz 最大通信速度(理論値) | 最大1,376Mbps | 最大1,147Mbps |
| 320MHz(6GHz) | 対応の記載あり | 記載なし |
| MLO(複数帯域同時通信) | 対応の記載あり | 記載なし(未確認) |
| JC-STAR | ★1適合の記載あり | 記載なし(未確認) |
| 消費電力(最大) | 43W | 38W |
| 外形寸法 / 質量 | 約86×251.5×249mm / 約1.1kg | 約90×257×237mm / 約1.4kg |
| 発売時期 | 2026年1月下旬より販売開始 | 2022年9月15日販売開始 |
※最大通信速度は「規格上の理論値」で、実際の速度ではありません。使う場所や端末で変わります。
Wi-Fi規格の違い(Wi-Fi 7 / Wi-Fi 6E)
PA-19000T12BEはWi-Fi 7対応、WX11000T12はWi-Fi 6E対応です。
最新のWi-Fi 7対応スマホ・PCを使う(これから増える)なら、PA-19000T12BEのメリットがおおきいです。
一方で、端末がWi-Fi 6Eまでなら、WX11000T12でも6GHzを使った快適さは狙えます。
6GHzの最大通信速度(理論値)の違い
6GHzの理論値は、
- PA-19000T12BE:最大11,529Mbps
- WX11000T12:最大4,804Mbps
です。
ざっくり言うと、6GHzの“伸びしろ”はPA-19000T12BEの方が大きい、という差になります。
320MHz対応(6GHz)の有無
PA-19000T12BEは、6GHzで320MHz対応の記載があります。
WX11000T12は、仕様としては最大160MHz相当の記載で、320MHzの記載は見当たりません。
320MHzは「1本の道路が広い」イメージです。対応端末と環境がそろうと、より速さを活かしやすくなります。
MLO対応の有無
PA-19000T12BEはMLOの記載があります。
WX11000T12は仕様表にMLOの記載が見当たらず、未確認です。
MLOは、混雑しにくい帯域をまたいで使うイメージなので、安定感を重視したい人ほど気になるポイントです(※端末側の対応も影響します)。
JC-STAR対応の有無
PA-19000T12BEはJC-STAR★1適合の記載があります。
WX11000T12は、参照した仕様表では記載が見当たらず、未確認です。
消費電力・サイズ/重さ・発売時期の違い
- 消費電力(最大)は、PA-19000T12BE:43W / WX11000T12:38W
- 重さは、PA-19000T12BE:約1.1kg / WX11000T12:約1.4kg
- 発売時期は、PA-19000T12BE:2026年1月下旬、WX11000T12:2022年9月15日
「新しい=必ず正解」ではありませんが、Wi-Fi 7の新しさを使いたいかが判断の軸になります。
PA-19000T12BEとWX11000T12の共通点は?
PA-19000T12BEとWX11000T12の共通している良い所をご紹介します。
WX11000T12の良いところを、PA-19000T12BEはそのまま引き継いでいます。
詳しくご紹介しますね。
どちらもトライバンド(2.4GHz/5GHz/6GHz)対応
2.4GHz・5GHz・6GHzの3つの周波数帯が使えます。
端末が多い家庭でも、帯域を分けて混雑を減らしやすいのがうれしいですね。
(共通点2)どちらもWAN 10GbE+LAN 10GbEを搭載
どちらもWAN側10GbE×1に加えて、LAN側にも10GbE×1があります。
10Gbps回線だけでなく、NASや高性能PCを有線でつなぐ使い方もしやすいです。
どちらもWPA3対応+ネットワーク分離機能あり
どちらもWPA3に対応していて、ネットワーク分離(仕事用と家族用を分けるような使い方)もできます。
在宅ワークがある方だと、安心感につながります。
どちらもメッシュに対応
どちらもメッシュを組めるので、戸建てや部屋数が多い家でもつながりやすくできます。
「ルーター1台だと届きにくい…」というときの対策が取りやすいです。
PA-19000T12BEはこんな人におすすめ
2026年1月下旬より販売開始のPA-19000T12BEがおすすめな人は
- Wi-Fi 7対応のスマホ/PCを使っている(これから増やす予定)
- 6GHzの性能をしっかり活かしたい(最大11,529Mbps・320MHzの記載あり)
- MLOの記載がある機種を選びたい
- JC-STAR★1の記載がある機種を選びたい
「どうせ買うなら、最新規格で長く使いたい」人に合いやすい1台です。
WX11000T12はこんな人におすすめ
2022年9月15日発売のWX11000T12がおすすめな人は
- 端末がWi-Fi 6Eまでで、6GHzが使えれば十分
- 最大消費電力を少しでも抑えたい(38W)
- まずは“今の環境に合うか”を重視して選びたい
「Wi-Fi 7はまだ早いかも。でも6GHzは使いたい」という人には、WX11000T12は選びやすい候補です。
PA-19000T12BEとWX11000T12の違い比較まとめ
PA-19000T12BEとWX11000T12の違いを比較しました。
主な違いは6つです。
- Wi-Fi規格(Wi-Fi 7 / Wi-Fi 6E)
- 6GHzの最大通信速度(11,529Mbps / 4,804Mbps)
- 320MHz対応の記載の有無(6GHz)
- MLOの記載の有無(WX11000T12は未確認)
- JC-STARの記載の有無(WX11000T12は未確認)
- 消費電力・サイズ/重さ・発売時期
この違いのみで、どちらもトライバンド対応で、10GbEポートもあり、メッシュも組めます。
お値段で選ぶなら(一般的に型落ちの方が選びやすいので)旧型のWX11000T12がおすすめです。
より最新規格(Wi-Fi 7)で、6GHzの性能をしっかり活かしたいなら、新型のPA-19000T12BEがおすすめです。


コメント