日立掃除機 パワかるスティックPV-BL50PとPV-BL50Mの違いを比較してご紹介します。
「新しいPV-BL50Pのほうが良さそうだけど、かなり高い。本当に値段差の価値がある？」
「PV-BL50PとPV-BL50M、型番が似ていて違いがよくわからない」
こう感じている方に向けて、結論からお伝えします。
メーカー公式の仕様や大手家電量販店の情報を確認すると、
PV-BL50PとPV-BL50Mの“明確な違い”は次の3つだけです。
- 自動モードの最大運転時間
- 価格帯（2025年11月26日時点）
- 発売時期（新しさ）
重さ・サイズ・集じん容量・モーター名・ヘッド・ライト・ARおそうじアプリ対応など、
基本的な仕様はほぼ共通です。
そのうえで、選び方の目安は次のとおりです。
- 少しでも安く買いたい／型落ちでも問題ない → PV-BL50M
- 価格差よりも“最新モデル”であることを重視 → PV-BL50P
ここから、違いと共通点をくわしく解説します。
ポチップ
※本記事の仕様・価格は、2025年11月26日時点で確認できた情報にもとづいています。
実際の購入時には、必ず最新の情報を確認してください。
PV-BL50PとPV-BL50Mの違いをざっくり比較
違いは3つ
違い①：自動モードの最大運転時間
- PV-BL50M：自動 約8〜40分
- PV-BL50P：自動 約8〜30分
自動モードの「最大時間」が、PV-BL50Mのほうが10分長い仕様になっています。
標準モードやヘッドなし（ハンディ使用）の時間は同じです。
違い②：価格帯（2025年11月26日時点の目安）
- PV-BL50M
- メーカー直販価格：約6.4万円前後
- 実売価格帯：4〜5万円台のショップが多い
- PV-BL50P
- 予約価格：9.3万円前後で横並び（大手量販店・通販サイトの事前予約価格）
記事執筆時点では、3〜5万円程度PV-BL50Mのほうが安く買える状況です。
違い③：発売時期（新しさ）
- PV-BL50M：2024年12月発売（発売日：2024年12月7日で複数ソースが一致）
- PV-BL50P：2025年12月上旬発売予定（メーカーは「12月上旬」とのみ表記）
一部の量販店やニュースサイトでは「12月6日発売予定」と日付まで書かれていますが、
メーカー公式情報では日付まで明記されていないため、“発売日は12月上旬予定”とするのが安全です。
スペック比較表（共通点・違いまとめ）
メーカー公式サイトと複数の量販店サイトで数値が一致している項目だけを載せています。
| 項目 | PV-BL50M | PV-BL50P |
|---|---|---|
| タイプ | サイクロン式コードレススティッククリーナー「パワかるスティック」 | 同じ |
| 集じん方式 | サイクロン | サイクロン |
| 集じん容積 | 約0.15L | 約0.15L |
| 標準質量（スティック時） | 約1.4kg | 約1.4kg |
| 本体質量 | 約0.97kg | 約0.97kg |
| 本体寸法（スティック） | 幅約230×奥行約230×高さ約1010mm | 同じ |
| 本体寸法（ハンディ） | 幅約90×奥行約186×長さ約331mm | 同じ |
| 連続使用時間（強） | 約8分 | 約8分 |
| 連続使用時間（標準） | 約40分（ヘッド非使用時 約60分） | 約40分（ヘッド非使用時 約60分） |
| 連続使用時間（自動） | 約8〜40分 | 約8〜30分 |
| 充電時間 | 約2時間 | 約2時間 |
| モーター | ジェット3Dファンモーター | ジェット3Dファンモーター |
| ヘッド | 自走機能付き「パワフルスマートヘッド」系 | 同等ヘッド |
| ブラシ | 髪の毛が絡まりにくい「からまんブラシ」 | 同じ |
| ライト | 3方向ごみくっきりライト（緑色LED） | 同じ |
| スマホ連携 | ARおそうじアプリ対応 | ARおそうじアプリ対応 |
| 発売時期 | 2024年12月7日発売 | 2025年12月上旬発売予定（具体的な日付は未確認） |
| 実売価格帯（目安） | 4〜5万円台中心（メーカー直販 約6.4万円） | 予約価格 約9.3万円前後 |
| 騒音（運転音） | メーカー数値未公表のため未確認 | 同じく未確認 |
| 吸込仕事率 | メーカー数値未公表のため未確認 | 同じく未確認 |
※騒音値・吸込仕事率など、メーカーが数値を公開していない項目については「未確認」としています。
3つの違いをくわしく解説
自動モードの最大運転時間の違い
自動モードは、床の状態やゴミの量に応じて吸引力を自動でコントロールしてくれるモードです。
- PV-BL50M：約8〜40分
- PV-BL50P：約8〜30分
カタログ上では、PV-BL50Mのほうが自動モードで最大10分長く動くことになります。
一方で、標準モードやヘッドなし（ハンディ）での運転時間は両機種とも共通です。
- 標準モード（ヘッド使用）：約40分
- ヘッド非使用（ハンディなど）：約60分
なぜ新しいPV-BL50Pのほうが自動モードの最大時間が短くなっているのか、
たとえば「制御の違い」「出力の違い」などについて、
**メーカーからの具体的な説明は確認できていません（＝理由は未確認）**です。
そのため「なぜか」の推測は避けて、
**“仕様上、自動モードの最大時間はPV-BL50Mの方が長い”**という事実だけ押さえておくのが安全です。
価格差は“かなり大きい”
2025年11月26日時点で、実売価格には大きな差があります。
- PV-BL50M
- メーカー直販価格：約64,394円（税込）前後
- 実売価格：PCボンバーや家電量販店Webなどで4〜5万円台が多数
- PV-BL50P
- 大手量販店（ビックカメラ、Joshinなど）の予約価格：約93,280円前後で横並び
まとめると、記事執筆時点ではPV-BL50Mのほうが3〜5万円ほど安く買えるケースが多いです。
※価格はセール・ポイント還元・在庫状況などで変動します。
実際に購入する前に、最新の価格を必ず確認してください。
発売時期と“新しさ”の違い
発売時期は次のとおりです。
- PV-BL50M
- 2024年12月7日発売（メーカー公式オンラインストアおよび複数量販店で一致）
- PV-BL50P
- 2025年11月25日発表、2025年12月上旬発売予定とメーカーが案内
- 価格.comニュースや量販店の一部では「12月6日発売予定」と書かれていますが、
日付の「6日」はメーカーではなく販売店側の情報です
このため、本記事では
- 「PV-BL50Pは2025年12月上旬発売予定」
- 「具体的な発売日（○日）はメーカー未公表につき未確認」
という扱いにとどめています。
「できるだけ新しいモデルを選びたい」という人にとっては、
PV-BL50Pが新型ということになりますが、
新しい＝性能が大きく向上した、という一次情報は見つかっていません。
実はかなり似ている？共通しているポイント
次に、「あえて違いを気にしなくてよい部分」をまとめます。
軽さ・サイズは同じ
- スティック時の重さ：どちらも約1.4kg
- 本体のみ：どちらも約0.97kg
- スティック時の大きさ：幅約230×奥行約230×高さ約1010mm
どちらを選んでも、軽くてスリムなコードレススティッククリーナーという点は変わりません。
モーター・ヘッド・ライトも共通
- モーター：ジェット3Dファンモーター（2020年度モデルPV-BL30H比で風量約10％アップ）
- ヘッド：自走機能付き「パワフルスマートヘッド」系
- ブラシ：髪の毛が絡まりにくい「からまんブラシ」
- ライト：3方向ごみくっきりライト（緑色LED。前方＋左右を照らす）
このあたりの「使い勝手に直結する基本機能」は共通と考えて問題ありません。
ARおそうじアプリ対応も同じ
どちらの機種も、日立の「ARおそうじ」アプリに対応しています。
- 掃除した場所をミニマップで表示
- 掃除した面積の表示
- 当月の消費カロリー目安の表示 など
2025年のアプリアップデートに関するメーカー発表では、
PV-BL50PだけでなくPV-BL50Mも対象機種として記載されています。
「新しいAR機能はPV-BL50P専用」という一次情報は確認できないため、
アプリ機能の面では両機種とも同等とみてよいです。
どっちを選ぶ？タイプ別のおすすめ
ここまでの事実を前提に、「どんな人にどちらが向いているか」を整理します。
PV-BL50Mがおすすめな人
- 少しでも安く買いたい人
→ 実売4〜5万円台と、新型より3〜5万円ほど安いケースが多い - 自動モードの運転時間は長い方が安心な人
→ 公式仕様上、自動モードの最大時間はPV-BL50Mのほうが長い - 軽さ・自走ヘッド・ライト・ARアプリなど、
基本機能がそろっていれば十分という人
「コスパを重視してパワかるスティックを選びたい」なら、
PV-BL50Mが第一候補になります。
PV-BL50Pがおすすめな人
- 多少高くても最新モデルを選びたい人
→ 発売時期が新しく、型番も新しい - 「どうせ長く使うなら、今時点での新モデルにしておきたい」と考える人
- 発売直後のキャンペーン・ポイントアップなど、
新製品ならではの条件に魅力を感じる人
「価格よりも新しさを優先したい」なら、PV-BL50Pが候補になります。
ポチップ
未確認のポイント（注意事項）
最後に、「現時点でははっきりした情報がない＝未確認」の項目も明記しておきます。
- 吸引力の数値的な差
- PV-BL50MとPV-BL50Pの吸込仕事率などを直接比較したメーカー公式データは見つかっていません。
- 「新型のほうが何％強い」といった説明は未確認です。
- 騒音（運転音）の違い
- 両機種とも、騒音レベル（dB）の公式数値は確認できていません。
- そのため、「どちらがどれくらい静かか」を数字で比較することはできません。
- 発売日（PV-BL50Pの具体的な日付）
- メーカーは「12月上旬」とのみ案内。
- 販売店が書いている「12月6日発売予定」という日付は、あくまで販売店情報であり、
メーカー一次情報としては未確認です。
まとめ：仕様差は小さく、価格差は大きい
- PV-BL50PとPV-BL50Mの、一次情報で確認できる違いは主に3つ
- 自動モードの最大運転時間（M：〜40分／P：〜30分）
- 価格帯（M：4〜5万円台中心、P：予約約9.3万円前後）
- 発売時期（M：2024年モデル、P：2025年12月上旬発売予定）
- 重さ・サイズ・集じん容量・モーター・ヘッド・ライト・ARおそうじアプリ対応など、
日常の使い勝手に関わる基本仕様はほぼ共通です。 - 吸引力の「数値的な差」や騒音の違いについては、
**メーカーがデータを公開しておらず、現時点では“未確認”**です。
そのうえでの選び方は、とてもシンプルです。
- 価格重視・型落ちOKなら → PV-BL50M
- 最新モデル志向なら → PV-BL50P
あとは、実際のショップの価格やポイント還元、在庫状況を確認しながら、
自分が「どこを一番重視したいか（価格か、最新モデルか）」で選べばOKです。
ポチップ
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